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  2009.01.23 雨上がる 晴れ   
 
 
  [水土里の家]の施主さんより
「私は節が多いのはうるさいと思っていたので、日中過ごす1階は無節にしてもらった。だが、この配慮も今となっては不要だったと感じている。
生命の痕跡を残す木目や節の語りかけは決してうるさくはない。
それをうるさいと感じ白壁に閉じこもっていた自分の心が、自然から遠ざかっていたのだと思う。今では豊かな木目の表情に生命の暖かさを感じる。」

我家の自慢(?)のラワンベニヤ床は、数々の取寄せたサンプルオイルを皆さんの家を塗る前に、まずは実験のために塗られ磨き込まれた。日曜大工や猫にキズだらけにされ、みんなの裸足のオイル(脂)と汗で見事な深いツヤになりました。
なんと美しい経年変化!しかし残念ながら(笑)、
我子がハイハイするため暖かで優しいサワラ縁甲板(岡部材木店)にしました。赤ちゃんには節が少ないところをと思って、節は部屋隅に寄るように張ったのですが...それは不要でした

 現場からお土産に持ってきた節だらけの残材を愛しいように優しくさわります

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映画「余命」 本事務所(松雪泰子さんの家)が使われました。
余命
 
 
 
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